2010年 10月 23日

奥只見の番人!

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奥只見 銀山平 永年禁漁区の北ノ岐川 監視人 星和夫さん!
奥只見の親友の一人でもあり、偉大なる大先輩でもある和夫さん♪
今回は、奥只見の番人 和夫さんの監視業務に同行させて頂きました・・・・



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監視人の仕事は、禁漁区密漁者の監視以外にも多くのモノへと目を配る・・・ 前回、奥只見の魚を育てる会メンバーが、造成した産卵床観察もその一つ! 青い印がメンバーが人工造成した産卵床・・・赤い目印が、サクラマスが産卵した自然産卵床。今回は、自然産卵床を選択したサクラマス・・・何れにせよ、稚魚が孵化し、育つことが大事!!!と、和夫さんは教えてくれた♪
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今年の産卵遡上は、例年に比べかなり遅く、予測が難しいと和夫さんはつぶやいた・・・それでも、多くの自然産卵床の水中には、産卵を終えた?黒ずんだイワナやヤマメが多数泳ぐ姿が確認できる。(魚は、写真左上に見える)
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本流筋以外にも、時として数多くの支流へと足を伸ばす監視人。大自然奥只見の地では、時として自然の驚異により、身柄の危険も伴うと言う。熊の恐怖や災害による危険性と監視人業務は想像を遥かに上回る仕事だと感じた。
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数多く流れ込む支流の一つで確認できたサクラマスの自然産卵床。サクラマスは、開けた小砂利の場所を好み、イワナは、木々が覆い被さる暗所を選ぶと言う。2箇所の赤い矢印には、産卵を終えた証明とされる?小砂利が掘り返した跡が残る。
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支流での観察は、数箇所の産卵床跡地と、数匹のペアーを確認することが出来た。監視業務の途中で、マユミの実や植物についても教えてくれる和夫さん。監視人は、自然にも詳しく、季節を動植物の行動や花、実の状況で感じ取ると悟らせてくれた。
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そして、帰路の小さな流れ込み跡地で、今回最大級の50cm超え大イワナと遭遇することが出来た。3人ともみな興奮し・・・そして、見事なまでの魚体に感動を覚え歓喜した♪
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石に身を寄せ、身動き一つしないイワナ。人の気配に慌てていたイワナだったが、数分後には大石に身を寄せ動きが止まった。監視人は、岩魚の名が示す通り・・・石化けの術?で、岩と同化しているんだと教えてくれた。
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鹿の遊び場? 元々は、熊の遊び場だったが、今は鹿が占領していると語る監視人。支流筋の林道は、途中から獣道と化し、監視人も獣道を使用させてもらっているんだと言った。自然の中では、人も動物の一員だから、使わせてもらっていると言う表現が正しいと思った。そして、傍らには、和夫さんを常に守ろうとする、自然界の一員?ベストパートナーのミンミ(黒い犬)が、主人を護衛する姿が愛らしく思えた♪
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鹿の角砥ぎ跡。秋を前に角を落とす場合や汚れ・痒さなどを紛らわすために行う行動で、小枝や小さな木の幹で角を擦る。その際に木の皮がめくれるのだと教えてくれた。

※今回の永年禁漁区監視業務に同行させていただいて、数多くの自然界が出しているサインについて学ぶことが出来ました。そして、同時に監視人という業務が、如何に大変かと言うことを知った。また、自身の危険をも恐れず自然をそして、密漁を監視すると言う行為に、自然に対する愛を感じた。奥只見の永年禁漁区監視業務と言う仕事に触れ、改めて星和夫さんに感謝の意を込めた・・・BQ
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1975年に創立された「奥只見の魚を育てる会」 奥只見の魚を育てる会ブログ 故開高健氏を中心に「奥只見の魚を育てる会」先輩方のはたらきかけにより、銀山平 北ノ岐川の一部は国の保護河川に指定されて永年禁漁となる・・・・phot by 奥只見の魚を育てる会より転写
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奥只見の魚を育てる会 エンブレムワッペン・・・・亀のようにゆっくりで良いから、着実に・・・確実に・・・奥只見の魚を育て、守っていこうでわないか・・・と言う前会長 故開高健氏の考案と思考によりできた亀のマーク♪ その意思が示すとおりに、できる限りの力で、ゆっくりと、着実に、魚を育てる意思を、・・・・私たちメンバーも、次世代の若者へと受け継ぎたい・・・・と・・・・この日、心に誓った・・・・
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by bqichi | 2010-10-23 20:30 | ナチュラル


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